2009年05月09日

シープドッグ・セミナー

GWはアメリカの先生のシープドッグセミナーでした。エランさんとワタクシは相変わらず初心者講習。なにしろハンドラーがいつまでも初心者だからしょうがないじゃないですか、ええ。

で、まあ、ハンドラーのだめさはおいておいて、エランさんという主語で考えてみると、ワタクシがいつも困るのはエランさんの自信の無さ。

エランさんは日常生活でも自信がないのですが羊追いでも同じで、アドレナリンが出て頭がぱーっとしないと羊を追えない。なので、ゆっくりな動きにはブルーになってやめてしまう。

まあ、そんな犬になんで羊追わせるのかという根本的なことはおいておいて(横におくものが多い記事ですが気にしないように)、そんなエランさんへの先生へのアドバイスは、

1)羊のそばでリラックスする時間を設けて、羊のそばでも自信が持てるということをわからせること。

具体的には角に羊をとどめて、そこに犬を近づけ(このときリードを引っ張らせない)、羊がリラックス、犬もリラックスという状態になるまで待つ。

もひとつは、羊への興味が薄い犬への対策ですが、

2)ゆっくり動いていても楽しいようにハンドラーががんばる。

具体的には羊の動きを止めない。犬の興味がそれたら、羊を散らしてもいい。とにかく、羊とハンドラーが楽しくやっているようにがんばる。

そして、犬がサラダバーとか羊のウン拾い食いとか始めたら警告音を出してよし。だそうです。エランさんはウンを食いにいって、先生に棒つつかれてました。つつかれたり、警告で犬がぎょっとしても、すぐに動いている羊で犬が楽しくなればいいみたいです。

サンディー先生の教え方はオビでもそういうかんじで、オイデの戻りが悪いと相談したら次のやり方を教えてくれました。

犬が戻らなかったらこっそりと犬にうしろから近づいて、頭の毛をツンと引っ張るのだそうです。それで犬が振り向いたらすぐさま「オイデ」と楽しそうに呼び込んでほめてやるんだそうです。(ボダコリは頭がいいから二三回ですぐ覚えるわよ、と言われました。)

ワタクシ的には警告を使う勘所がいまいちよく判っていなかったので、ありがたいアドバイスでございました。

さて、シープドッグの話に戻ると、エランさんはボダコリで言うところのショータイプかワーキングタイプかというとショータイプにあたります。ボダコリですが作業能力ではなく容姿でスクリーニングされている系統です。だから羊を追うために必要な力を持っている訳ではありません。そういう犬は羊を影響を及ぼす力が弱いので、存在で羊を動かすことができません。(強い犬は牧場に来ただけで柵の中の羊が警戒して対角線の端まで逃げてしまいます)では、弱い犬はどうするかというと動きで羊を動かすんだそうです。

犬が羊に与える影響(その及ぶ範囲をバブルと言っています)というのは
1)犬、そのものの迫力(強い犬ってやつですね)
2)犬の動くスピード
3)犬の興奮状態
4)犬がどれだけハンドラーにコントロールされているか
で変わってくるそうです。

迫力のない犬は羊の後ろでちょこまか動くことで影響力をあげられるそうです。羊のうしろで犬が左右に動いて羊を動かすことをウェアリングと言うそうです。ほんとうは左右のバランシングポイントの間を行きつ戻りつすることをいうらしいので、大きな群れを動かすときに使うんでしょうか。エランのような弱い犬はたとえ五頭でもこれで動かすんだそうです。

作業内容を教えるには、犬にやってほしくないことをさせないという方法で教えます。羊を動かすためには犬が羊のまわりを回るのを棒などで遮って阻止します。そうすると、犬は一カ所を右往左往するので羊がまっすぐ動きます。しばらくやっていると犬がハンドラーがやってほしがっていることを理解するそうです。このほかに、犬が羊をカバーしたら、Lie downさせ、そこからwalk upさせる、ということもやりました。

が、この動作がすべて繋がっていたので、どの時点でどっちの練習なのかがいまひとつ理解できませんでしたよ。ウェアリングしていて、あるとき先生がLie downさせて!と言うのですが、それがいったいどのタイミングだったんでしょうか?

さて、いづれにしても、この練習はハンドラーが羊のそばにいることが肝心なのだそうです。そうは言われても、つい犬を追いかけちゃいます。犬が止まらないよ!と犬の前に行ってしまうのです。それではだめで、常に対面の状態で羊のそばにいなきゃいけないそうです。

後ろ向きに歩きながら、羊越しに犬を遮るのがとても大変でした。

でも、エランさんがとても楽しそうだったのでよかったです。
最後に終わるときについ首輪を持たないで出ようとしたらエランさんに逃げられてしまい、皆さんのまえで醜態をさらしました・・・orzでも、エランさんが羊楽しいで終わったんだとわかってよかったと思うことにします。突破された後も、いい状態で終わるために、もう一度エランさんに作業させてから終わりました。成功して終わるっていうのは何のトレーニングでも大事なんですね。

まあ、ちゃんとリードにつなぐのが一番肝心。スミマセン。

エランさんと楽しくやる方法は服部の練習でもちょっと見えてきていたのですが、講師の先生に改めて教えてもらってちょいと安心しました。

次回の練習も楽しくやりましょう。

そして、服部の初心者用競技とか、マザー牧場の初心者用競技で作業ができるのを目指そうぜ。
posted by bay3 at 12:14| Comment(3) | TrackBack(0) | シープドッグ事始め | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 初めてコメントします。
先日のセミナーでは、大変お世話になりました、まりも家です。
おわかりになりますでしょうか?
5日の朝霧は、雨で大変でしたね。
でも、良い経験・学習の場になりました。
まりもと姉妹のHOKUちゃん家のブログを探している途中で、ここのブログを知りました。
また、お会いできるのを楽しみにしています。これからもよろしくお願いします。
Posted by まりも家 at 2009年05月10日 20:37
>まりも家さん、
もちろん、わかります!
荒天のセミナーをお疲れさまでした。
まりもちゃんはいい動きをしていましたね。
なんとHOKU嬢の姉妹なんですね。将来楽しみですね。
うまく、HOKU嬢のブログに行き着けましたでしょうか。
またお会いできましたらば、よろしくお願いします。
Posted by べーさん at 2009年05月11日 14:59
>まりも家さん、
HOKU嬢のブログはこちらかと。
http://elfnosippo.exblog.jp/
Posted by べーさん at 2009年05月11日 18:19
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